「契約農家から仕入れています」に関しての考察。

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こんにちは。 旬八青果店バイヤーの左今です。   今日はいろんなところで見る、 「契約農家から仕入れています」の”こだわってます感”を出す プレゼンテーションに関しての考察です。   この表現は旬八青果店も御多分に漏れず使います。 しかしながら、 農家サイドの実情は、 通年(同じ品目)である一定以上の品質のものを1つの産地で出し続けることは 相当に至難の業です。(と聞きますし、実際に自社農場でもそうです)     めちゃくちゃおいしいミニトマトを作る農家さんがいたとしても、 通年でそれを維持できるかというとほぼ不可能です。 ですので、バイヤー側の視点としては、 おいしいものを通年で売り場に並べるためには、 規模が大きくなればなるほど、 産地リレー(農家さんリレー)を必ずしなければいけません。     そういう意味で、1つの契約農家さんから通年で仕入れる事が、 必ずしもプラスにならないと考えています。 「契約農家から仕入れています」 の表現がこだわってるのか、こだわってる感なのかは、 その中身まで踏み込まないとぱっと見なかなか分からないところです。 でも、この表現がイコールでこだわってると思っているリテールの方々は 非常に多い気がしてなりません。     しかしながら、 適地適作で年間通していい品質の農産物を出せる農家さんはもちろんいますし、 モノカルチャーで品目を絞り込んで技術を高めて通年で高いクオリティの農産物 を出し続けられる農家さんも実際にいます。     分かりやすい表現が好まれるのは事実ですが、 この人の胡瓜はこの時期がおいしい、 この人のトマトはこの時期がおいしい、 そういう情報の蓄積と、実際の味(天候により年毎に異なる)をみることを繰り返し、 今はこれを選んでいます。としっかりと言い切れることの方が、 大切だと考えています。       以上、考察でした。